2010年9月25日土曜日

雲水さん

岐阜県伊深正眼寺の雲水さんが大遠鉢で投宿された。正眼寺はわたしの大恩人、故谷耕月老師が御住職であった禅林僧堂で、今の自分があるのもこの寺のおかげと言っても決して言い過ぎではない。そんなわけで大遠鉢のときはうちに泊まっていただいている。
この現代に稀にみる厳しい体験をしている雲水さんたちの、僧堂での生活はまさに漫画そのもので話していて興味が尽きない。茶禅一味、茶道と禅との関係を考慮すれば、この繋がりはこれからの陶芸を志す若い人への精神の架け橋になり、Ichizaemon工房の可能性の延長として大切なものであることに間違いはない。

ゆめみる織部工房群

0 件のコメント:

コメントを投稿

kanehan@gmail.com